孤独を抱えた群れが どこからともなく やってくる 交わせる記号は感情だけさ でもそれすら ひた隠している いつまでたったって つまらない 芝居の中で 悪者を探している やまない雨風 押し込めた声 恥のかき方も 忘れたんだ ありのままの姿は 埋もれている 飾りの中に 外の世界を夢見た 芽を出したばかりの 考えすらも 1度1度 さらけ出して 互いを抱きしめ合うんだ 君は そして君は 怒り優しくなる 馴染みの音と言葉で 近寄ってくる人影 胸焼けするような 笑顔 そのとき 我慢ならなくなって 地面を強く蹴りつけた 砂ぼこりを立てて いこうぜ どこへでも行ける その足で 誰にも 邪魔できないのさ なすがままに 赴くままに 嘘も ホントもないのさ それを肌で確かめたら すぐに 染み渡っていく 憎み 痛み 感じた全て 1歩1歩 足取り重ねて 違う空気を吸いにいく そして 君は 力強く走り出す