小さな嘘の訳を 君はまだ知らないで このクローゼット 埋めつくして 「まだ足りない」と独り言を呟いた 重ねた嘘 隠してくれないか 流行りのスタイル 何のために着飾ってんだって 話だけど 世知辛いこの世界歩くために 必要なんです 流れてく季節は残酷さ だから 言い聞かせるように笑う 威風堂々 嘘を纏って いつかきっと 本当になるその日を 想像して開けるクローゼット つよく つよく つよくいたい 君の前でかっこつけて いっそ とっておきの嘘でも 夢みたいな約束でも ちょうどいいや 待っていてね 明けない夜のそのあとで そっと くたびれた色彩の秘密話せたら 差し引いても 僕の嘘の勝ちだろう まだ言えない日々でも 何度も 何度も 鏡の前で願った理想 背伸びして乗り越えた壁も 確かにあったよ 優しい嘘 時に誰かを救う魔法 君がくれたように そう 誰かを照らす嘘を纏って 覚えてる? いつか君と見た空 綺麗だって言っていたけど 切ない 切ない 顔をしてた 僕の前でかっこつけて 今日も取り繕う 柄じゃない 誰かが求める姿 僕も君も不器用だ 守りたいものを見つけたその日から 二度と着なくなった そう思っても手放せずいる 色とりどりを笑い話に そんな未来を いつかきっと 本当になるその日を 想像して開けるクローゼット つよく つよく つよくいたい 君の前でかっこつけて いっそ とっておきの嘘でも 夢みたいな約束でも ちょうどいいや 待っていてね 明けない夜のそのあとでそっと くたびれた色彩の秘密話せたら 差し引いても 僕の嘘の勝ちだろう まだ言えない日々でも 君はまだ知らないで