終電近くの電車を見送って やるせない自分が ヤになった 苦塩っぱいミルクティーに 少しむせて すすり切れなかった 鼻水拭った 汚れた袖が見つめながら 自分という人間は 「キタナイ」 愛が目に見えなくてよかった 嘘つきにならずに生きられるから 泣いてる 心がここにあるんだと 心がここにあるんだと 改札に戻って うるさい光の中 馴染めない自分はどこへ行った 都会の絵具に 染まってしまうことより 君がいなくなる方が怖かったのに 指の間の紙切れより 自分という人生は 「ウスッペライ」 愛が目に見えなくてよかった 本物を確かめる強さはないから 泣いてる 心がここにあるんだと 心がここにあるんだと 愛が目に見えなくてよかった 「さよなら」だけの言葉でいいから 泣いてる 心がここにあるんだと 心がここにあるんだと