目の前には光る街が浮かんでて 滲んでも見失わぬよう 前だけ見て歩いてた 立ち止まればこぼれ 落ちてしまいそうで 不意に見上げた空の月が綺麗で 悔しくて あぁ 叫んだ 遠くのクラクションが 悲鳴みたいに聞こえても もう 僕には何も 救えやしないんだろう? 路地裏の猫はたった1人 この街で暮らしてゆくんだね 夢も恋も何もかも贅沢を 望んでないのに ねぇ もう一回 もう一回頑張ってみるから 次はちょっとだけ神様 幸せらしいことをください 後悔の数と決意の数が等しくても 誰かのせいにして生きてたら ここまでは来れなかった きっと 何かを得るには手放す勇気が必要 もう僕には何も 掴めやしないんだろう? 路地裏の猫はたった1人 この歌を口ずさむんだね 首輪の傷痕から 滲んできたこのメロディーを ねぇ もういいかい? もういいかい?頑張ってみたけど 継ぎ接ぎのこの 有様幸せなんかじゃもう癒せない 路地裏の猫はたった1人 この街で暮して行くんだね 街頭の明かりだけを頼りにひたすら 進んで行く ねぇ もう一度 もう一度 やり直せたとしても 次はちょっとだけ神様 なんて言わないよ 路地裏の猫はたった1人 この街で暮らしていくんだね 夢も恋も何もかも贅沢を 望んでないのに ねぇ もう一回 もう一回頑張ってみるから 次はちょっとだけ神様 幸せらしいことをください