このままじゃ彼は遅すぎる 鼻先をくすぐって 「クシャミ・オーライ!」 そこはいつも立ち寄る本屋さん 信号機で立ち止まるついでに 見つめる癖がついてきた彼は 必ずあの病院に 重い足を向けるはず 花粉の時期の今こそ 彼女と彼を逢わせましょう 彼女とてこのままじゃ早すぎる 診察が済む前に 何か「オーエス!」 ちょっぴり悪い気もするけれども この際お医者さんにもSorry インクの出ないペンを握らせて さらに時間は稼いだ 彼女は今ドアを出て まもなくロビーに着くが 様子はどうだ 返事せよ 「彼女と彼は逢えました」