密かな想いを込めて編んだセーター 私に悲しいくらい大きすぎるわ あなたを遠くで見てた夏の高原 今では銀のゲレンデ まぶしさだけが変わらない チェーンを巻いたクルマが滑るたび あなたの昔の恋人が声をあげるわ 哀しいあなたの噂に 耳を塞いだら窓から粉雪 あの娘が振ったこと いつか 後悔するほど素敵になってね 素敵になってね <♪> みんなが滑りでたらカードを書くわ 微熱が少しあるのと言い訳をして 夏から好きだったこと半分隠し 上手に謎をかけたら 鈍いあなたも気がつくかしら "あなたの青いセーター着てます"と それだけ一行書き止めて 胸で祈るわ 誰にもあなたの良さなど 解るはずないわ ガッカリしないで あの娘が振ったこと いつか 後悔するほど素敵になってね 素敵になってね 素敵になってね