emptiness

歌詞

私の中に「在る」何も「無い」 深淵…「伽藍堂」 触れたいのに 触れられないアストラル そっと堕ちてしまえばいいのに… 骸の軀 纏ったドレス 誰にも抱かれぬ成れの果て 魅せられた温もりの未練にぶら 下がり 揺れながら終焉を詠う 命の在処を探して 人の間に紡いでも無く 胸を掻き毟り弄る度に 痛みと闇が通り過ぎる 出来損ないの神に捧ぐ 恨み言で綴るレクイエム 血も涙も流れぬ軀が 壊れてしまう時まで 刻み続けてあげる 辿り着く居場所は正しさが踏み 潰された歪 両の手で隠し切れない絶望なら もっと堕ちてしまえばいいのに… 硝子の瞳に映る景色は 紛い物の拙いミュージカル 「出来合いの愛」 を詠うその様は正に 私が焦がれた無様 覚醒の華を咲かせて 微睡の夜にカーテンコール 臭い絶望に蓋をする 為の甘い夢だったと気付いた 私の中で蠢く何かが確かな痛み 感じている 産声で夢の終わりを知り新たな 絶望に夢見る 悪戯に気付かぬ振りで 運命に抗い続ける私を見て貴方は 嗤う 今はただ慰み物を演じ切りましょう 何時かその首に手を掛ける時まで 命の在処を探して 人の間に紡いでも無く 胸を掻き毟り弄る度に 痛みと闇が通り過ぎる 出来損ないの神に捧ぐ 恨み言で綴るレクイエム 血も涙も流れぬ軀が 壊れてしまう時まで 刻み続けてあげる Even if it’s emptiness…