つぶれた目をした小猫が今日も屋根の上 何を待つのか 行きたい場所もあったのに やがて轟音 突然の雨 襲いかかってくる 僕も猫も びしょ濡れになり 暗い空見上げた 余計なものが何だったのか教えてほしい 夕立ちよ このままはしゃぐ銀色を見せてくれ 見えない未来と自分で決めつけた イジけてそらした視線に映るものがなかった 無邪気なまま 歌いながら バラバラになってゆく 疑っても いつか僕も バラバラになってゆく キレイなものが何だったのか教えてほしい 夕立ちよ このままはしゃぐ銀色を見せてくれ つぶれた小猫の瞼がゆっくり開いてく 夕立ちが去ったならキラキラ光る道を行こう キラキラ光る 歌を歌おう