きみが買ってきた 都忘れ 今朝も水を入れかえました 枯れてしまったら きみは帰ってはこない そんな気がして たまらなくこわくて 夜だというのに 明かりもつけず 目を閉じて こない きみを思います 聞こえるのは外を通る 車の音だけ うるさい音に何故か 救われる思いです 電話もかかって こないのです 手紙なんて もちろんきません 飾った二人の 写真も色あせたけど 捨てきれなくて 残っています やっとみつけた 幸せ一つ 大切にしましょう ねって云ってた きみにとってこの暮らしが 全てと今知りました 大きすぎる夢がこわいと 書いた日記から