夕立が置いてった少し不快な匂い 鼻の奥をすり抜けていく 考え尽くして掴んだものはね 矛盾だらけで嫌になる 足元 転がる青い球体の 半分程度も僕ら知らない 見上げてしまえば 小さな悩みか 反芻する言葉から逃げたい 追いかけてくるまなざしは 時間が過ぎても消えてくれない 帰り道に映る あの頃がまだ 皮膚を突き刺す ふいにたどり着く安心感の中 逆側の今を君は知らない 坂道ブレーキ無しで駆け抜けた たまには無理してでも 笑えよ 追いかけてくるまなざしは 時間が過ぎても消えてくれない 帰り道に映る あの頃がまだ 皮膚を突き刺す