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マドンナ (Cut ver.)

Track by城戸胎生

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  • 2025.03.26
  • 4:20
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歌詞

今日も音楽番組は宣っているんだ 「我らは知性を持たぬ 流行歌の奴隷だ」ってさ 今日もコンビニ有線は 遠吠えてるんだ 「我らは思想を持たぬ 商業音楽の犬だ」ってさ 今日もタイムラインは 嘯いているんだ 「我らは陳腐な旋律に魅せられた 愚民だ」ってさ 今日もカラオケボックスは 喚いてるんだ 「我らは孤独を埋めるための 無価値な精だ」ってさ あたしの心 埋めてくれるものは一体何だ? この街はどこにいたって「誰か」の 話をしたがっているんだ ねえ そんなどうでもいい話は やめないか もう成功譚はうんざりだ 死んでくれよどうか 「化粧はきちんとするのに 靴は汚いまんまで 髪は真っ白なのに あそこは真っ黒いまんま」って 偽物の芸術はまるで アイコラみたいだ でもオカズにして貰えるだけ まだマシなんだってさ どうせサビしか聴かないなら この先だけ聴いていれば? 音楽なんてやんなきゃ良かった 理想を知ることもなかっただろうに マドンナは夢を見てしまった まあ、どんな未来が待っていようが もう どうでもいいし 歌上手いだけじゃ金は貰えないし 頑張っただけじゃ 誰も褒めてくれない世界で 音楽の価値を決めるのはいつだって 当事者になりたくはない だせえやつらばっかで 機械的な評価は スラングでしか話せない 中身ない意味のない リプライみたいだ 「愛ゆえに」と枕詞 ファンのフリするアンチも 言葉届かないならイヤホンに 意味は無いんだよ 新進気鋭の若手の天才だって 10年経てば老いぼれと 何ら変わりないさ しょうもない くだらない 価値のない 歳の差は 爆音で掻き消すし 何言おうが聞こえねえ 欲しいのは液晶越しの 愛なんかじゃなく 鼓膜はち切れるくらいの歓声と拍手 あたしの言葉のすべてが この世の価値になれば きっとこの体を汚す毒も… 「5年後には芽が出るよ」って 5年目の春に言われた 地獄をまた繰り返すとか ふざけんな冗談じゃねえよって 新品の弦は首吊り縄みたいだ でも死ぬ勇気が持てないだけ まだマシなんだってさ どうせ飽きて飛ばされるし ギターソロもいらないか ああ この世界の誰もが あたしの音楽にひれ伏せたなら 体蝕む猛毒は無くなるんだろうか 残念だけれどきっとそれは その通りなんだろうな だからあたしは一生をかけた解毒を ここから始めるのさ 音楽なんてやんなきゃ良かった なんて言わなきゃ良かった あなたに出会えて なかっただろうから マドンナは夢を見続けるんだ まあ、どんな未来が待ってようが もう… 白のインクは買ってきてくれた? ああ、そこに置いといていたのね じゃあ取りに行ってくるから これで

このアルバムの収録曲

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