風の隙間 そっと開く 声にならない 想いを隠す 淡い紫 光の中 君だけを 見つめてた 触れたいけど 届かない この胸が 壊れそうで ただ一ひらの 夢のように 隠してしまうの 菫の花びら 揺れるたび 秘めた恋が 滲んでく 届けたいのに 届かない 光の向こう 君がいる 春の音が 背中を押す 少しだけでも 近づきたくて でも光は 眩しすぎて まぶたの裏 焼けついた 触れたいけど 届かない この胸が 壊れそうで ただ一ひらの 夢のように 隠してしまうの 菫の花びら 揺れるたび 秘めた恋が 滲んでく 届けたいのに 届かない 光の向こう 君がいる たとえ離れても 忘れない 心の隅で 咲き続ける 君を知らない 君のため この想いを そっと抱く 菫の花びら 揺れるたび 秘めた恋が 滲んでく 届けたいのに 届かない 光の向こう 君がいる 菫の花びら 散るその日も この想いは 消えてくれない 秘めた恋を 抱いたまま 新しい春を 迎える