そっと憂いを抱え 周りを見渡して リアルと対峙する 僕は知らなかった でもそれらはやがて学ぶだろうと 疑うことなく 悲しみ憎しみに染まる雨は 君の描く虹に救われるだろう 冷たく乾いた君の そのMellowなSlowな日々を 遠くの誰かが羨むだろうか もうちょっと疲れたよ 周りの目を気にするのは たとえどこまで行ったって 休まることはないのさ 木漏れ日射す午後の日を 子守唄の幻も もうない もうないのさ 闇夜に彷徨う君を もどかしげに見守るの もしこれが醒めない夢ならば ずっと楽なのに 朽ちた君の白い影 離れ離れの人々 なびやかな後ろ姿 鉄錆つく手のひら 目を凝らす 身を焦がす 陽の射す方に僕はいない 時が過ぎて冷たくなって 誰も何もどこも わからないままに陽が沈む そっと憂いを抱え 周りを見渡してリアルと対峙する そっと憂いを拭っても 君はもういないのさ