ポケット温めて 待ってるよ ポケット温めて 待ってるよ それくらいなら 寒い朝に僕にだって出来るだろう 時に憎らしくもある 春の木漏れ日 命の息吹 何処にも行けない 僕の溜息は 人知れず 窓を曇らすばかり 優しく影を作る雲は 気紛れに揺れる待ち人 ポケット温めて 待ってるよ ポケット温めて 待ってるよ それくらいなら 君のために僕にだって出来るだろう 外の風の強さを 波の高さを 思い浮かべて 何処にも行けない そんな日の出来事 誰にも気付かれない 冬の落とし物 優しく影を作る雲は 気紛れな春の待ち人 ポケット温めて 待ってるよ ポケット温めて 待ってるよ