「またね」なんて言った 微かに笑ってくれた 他人になってく君は いつもの香りがした 幼いゆめを持った 君はもう大人だった 優しくなった君は 知らない人みたいだ 見覚えのない瓶を 拾い上げて舞った ゆめの香りだった もう、駄目だ 忘れたはずだって 吹き上げた 吹き上げても全部 君だって僕のこと見てたのに 忘れていたいって 裏腹だ たまゆらの面影の 君だって泣きながら笑ってたね 「いつか」二人で 買ったはずの香水きっとずっと 使えないな 会いたいな 二人で居たかった 変わらないで 変わらないで ゆめまでも 君だって 頷いたはずなのに 変わっていくのって 僕もそうだ たまゆらの面影の 君だって 振り返って笑ってたね