狭い狭い 路地裏にぽつりぽつりとひとり 夕暮れに見惚れるほど色濃くなる 黄昏に 勇気も邪険に扱われた午後を 思い出す 焦燥に駆られ走り出した晴天の霹靂 互い違いに咲く美しさはいつもすれ 違い 何千周期の旅路の末に 出逢ったふたり 剰え引き裂かれる寸前も身体を 手繰り寄せて 最期の「いってきます」 が何よりも物悲しい "明日は我が身" とは縁遠い時代に変える為に 獅子奮迅、紫電一閃、 散り散りの彼の命 後生大事に過ごすだろう 余生とその彼方 永遠の平和を犠牲の数だけ 約束しよう もしも もう一度 貴方と生きられたなら if you...