どうしようもなくて 嘲笑った どこにいたって君を探す僕に 待ち合わせはいつも 改札前の掲示板 意味もなく目をやって 歩く足の計画なら杜撰 できなかった事ばかり思い出す 離れてから数週間 今だに君の世界に中さ 抜け出したいのにな 僕の日常が滞っても きっと君の夕焼けは何気なく 心に沁みるまでもない 愛が振り出しに戻るなんて ありえないから ありえないから もう君に会えなくたっていい もう君と笑えなくなっていい もう君の寝顔を盗み 見出来なくなっても もう君を抱けなくたっていい もう君を愛せなくていい もう君のわがままに 呆れられなくなっても あぁどこかで新しく君が 選んだその人と 今より幸せであれるなら 満たされているんなら もういいよ どこにもいかないよ その優しい嘘にいつだって 甘えてしまって 君を知り続けることを 辞めてしまった ふたりの心がズレてゆくことを 僕だけが気が付けてなかったんだ この橋から見下ろす街は いつも綺麗だよ だってどこかに君が居るから 忙しない日々の上 少しずつ忘れてしまうのか 嗚呼 まあキリがないよりか マシかな もう君の薄化粧に しなやかで細い手首に 噴水の縁(へり)をおどけながら歩く 天使に 6日後の誕生日に もう何も贈れなくていい もう君を幸せにできる 人ならいるから なぁそうだろ? もう君に会えなくたっていい もう君と笑えなくなっていい もう君の寝顔を盗み 見出来なくなっても もう君を抱けなくたっていい もう君を愛せなくていい もう君のわがままに 呆れられなくなっても あぁどこかで新しく君が 選んだその人と 今より幸せであれるなら ずっと笑顔でいれんなら もういいよ 僕以外との君でも どうせ愛してしまうから