ベルが鳴る 最後のステージの幕が開く 目を閉じて 貴方の声だけを追いかけた まぶたに映る 鮮やかなライトに 貴方の想い出が 走馬灯のように 5年前 ちっぽけなステージで 歌ってた 貴方の横顔を 今でも何故か 不思議なほどに 覚えていました Adieu Adieu so long farewell Good-bye Adieu Adieu so long farewell Good-bye to you 生きるには 少し荷が重いなと思っていた 楽しげな人がうらめしくて 悲しくて ある日授業を そっと抜け出し 賑わい始めた 公園通りで ギター2つ 重そうに肩にかけ 坂をのぼる 貴方を追い越して 一つ私が 持ちましょうかと 振り向けば そよ風が― Adieu Adieu so long farewell Good-bye Adieu Adieu so long farewell Good-bye to you さりげない 貴方のひと言に笑いがおき 客席で 取り残されている私がいた やがて始まる ラストソングが 涙でにじんで にじんで見えない 鳴りやまぬ 拍手と喝采に 両手を いっぱい広げて 笑顔でこたえる 貴方の目にも 確かに 涙が Adieu Adieu so long farewell Good-bye Adieu Adieu so long farewell Good-bye to you アンコールの 熱い声に背を向けて 最後のステージの 幕を引く 私も明日から 大人になると 心に誓った Adieu Adieu so long farewell Good-bye Adieu Adieu so long farewell Good-bye to you