涙を流し別れの言葉を放った あなたのことは今でもよく 解らなくて さめざめと流るる 頬のそれに混じって 私の心ごと服に零したかった ああもう全部無駄だったなぁ あなたにあげた手紙のインクも メモ書きにした方がマシだったかな 足りない言葉のバッテリー 腐る鼓動に少しのヒストリー くだらない嘘だったの? 愛ゆえに流れてる 血の跡をなぞってる この姿 形など要らないわ あなたに溶けるなら もう たちまち降る夕立 間違えた予報に苛立ち ぶるぶる震えてた あなたのこと思い出す帰り道 36℃くらいの愛を探している ちょうど似ているものはあるけれど 私が私になれない 曖昧な未来でもいいの 災難でも愛しい傷よ 冷蔵庫にしまっておけば良かった 今更だけど 愛ゆえに流れてる 血の跡をなぞってる この姿 形など要らないわ あなたに溶けるなら もう これからの話など できないよ今はただ 悲しみに身を任せるくらいが 私にできるすべて