鮮やかな日の光 目がくらむほど ぼやけて滲んでた いつかの空 何もかも遠すぎた そんな日々にも あざやかな真昼の月は 輝いていた 過ぎた夏の思い出に 僕ら すがりついて 伸びた影をなぞるように 今は思い出して 輝いていた世界は 今目の前で眩しすぎて その先で笑いあって 晴れわたる青い空に手が届かないの 過ぎた夏の思い出を 今も繰り返して 閉じた朝を開くように ここで手を伸ばして まばたきで見た世界はフィルムみた いに途切れ途切れ 鮮やかな光の束 埋もれていくきみに手が届かない きみが見たこの世の果て 許された週末にはどこか出かけよう か ぼくらが失くした時を埋め合わせる 陽のあたる場所で