そっと風が吹くだけで 音を立てて揺れる吊り橋 僕は渡るべきかどうか また迷っている 向こうには君がいること 本当は知っているのだけれど ギシギシと聞こえるたびに 足が竦んじゃう 昨日も会ったはずなのに また君に会いたいよ 揺れているのは吊り橋か それとも僕の心かも 木々達が騒めいたら 騒つく心を急かすんだ 川がサラサラと笑って 夕日が見守っている 何回キスをしてみても 何時だって君が遠いよ 吊り橋なんか使わない 鳥達が羨ましいな そっと風が吹くだけで 音を立てて揺れる吊り橋 僕はまだ立ち止まってる 星を眺めながら 君を愛している 吊り橋が揺れてる