そして恋をした繰り返した春に 自惚れた僕を左手で叩く君 救いの女神は笑っちゃくれないが この世界まだ 捨てたもんじゃないと思うんだ 争いの様相が僕らを奪っても 諦めないただ明日を信じている 飛び立った欠片が必死に守ってた この世界まだ 美しいと思うんだ 揺れて流れて めぐり逢ったあの日から そうさ 君に捕まって抱きしめた時 漂う太陽の匂いは 僕だけのものだと そして泣き止んだ三日目の朝に 囀る朝焼けを身体が受け入れた 君がいない空見えない景色は 僕が代わりに 吸い込んでいこうと思うんだ 揺れて溺れて 留まるのは無意味だと そうさ 君から教わった 歩き続ける その先にある何かをまた 探す旅に出かけるんだ 数えたって増えやしない 君との思い出に 縋るのはもう止めた またどこか彼方未来の片隅で 逢えたら 逢えたら 揺れて流れて めぐり逢うほどに強く そうさ君に捕まって 抱きしめた時 漂う太陽の匂いは 僕だけの秘密だよ