手練手管、可哀想に 私が居なきゃ 生きられないなんて 惚れても地獄 惚れられても地獄 満たされることなどないもの 飼い慣らした憂鬱と 穴だらけの蜂の巣、魂 煌めきを望まないで どうせいつか消える灯火だわ 今すぐ此処から去って 冷えた赤い月の下 可哀想に、虎視眈々 貴方の手では 私は救えない 惚れても孤独 惚れられても孤独 本当はわかっているくせに 残ったのは唯一の 弱さが産んだ最後の、口づけ 苦しさを愛さないで どうせいつか消える灯火なら 必ず此処で絶やして 湿気た青い花の匂い 煌めきを望まないで どうせいつか消える灯火だわ 今すぐ此処から去って 冷えた赤い月の下