夜空に流れたシリウスの涙 遠い君へ届くのなら いつかまた会えると信じて この想いを光に変える 冬の風が吹き抜けた 白い息が空に溶けていく 君の声を思い出すたび 星がひとつ、また瞬く 歩き慣れた帰り道 ふと立ち止まる足音 この景色のどこかに 君はまだいる気がして 夜空に流れたシリウスの涙 遠い君へ届くのなら いつかまた会えると信じて この想いを光に変える 誰かが言った「星は過去」 遥か昔の光を見てるだけ もしもそれが本当なら 私たちも今、どこかで 指先に残る温もり 消えないまま刻まれて どれだけ時が過ぎても 心はずっとそこにある 夜空に流れたシリウスの涙 遠い君へ届くのなら 何も言わずに微笑むように あの光を胸に抱いて 夜が明けても輝いてる 君がくれた優しさのように 届かなくても 消えはしない 永遠に輝く光 夜空に流れたシリウスの涙 今もどこかで見てるかな もし願いが叶うのなら 君と同じ空を見上げたい 冬の風に吹かれながら シリウスだけが 変わらず光る
