冬来りゃ夏恋しくなるように あんたも別れりゃ恋しくなるのね これで最後ねおさらばね もうあたしゃ独りなのね 目的なしに道を歩く 怪しげな光が目に映る 出会った輩に身を任す 後先は考えず あたしは小洒落た三十路のババァ もう誰もあたしを 構っちゃくれないや もうどうにでもなっちまえって 嘆いた あぁあたしゃ暗闇に潜む占い師 「彼よ元気にしていますか」 なんてこと言うわけないじゃないか もうあたしゃ一流の占い師 一人で生きてるの あたしは嘘つき金とるババァ 月日は経ち後戻りはできないや もうどうにでもなっちまえって 嘆いた あぁあたしゃ傷口を求む占い師 あたしは落ちこぼれ占い師 あんた以外頼りなんてなかった 折れた枝はやがてまた生える それさえ死んでちゃ意味が無い あたしゃもう死ぬまで占い師 この他生きていくすべなんてないや もうやるっきゃない過去は 見てられない あぁあたしゃ今を生きている占い師