虚ろな目に輝き戻るまで その心の楔が溶けるまで謳うよ 重たい身体引きずる日々の中 それでも呼び覚まして欲しい 幼い日 燃えるほど鮮やかにとめどなく 書き殴った夢 ただ息をひそめるだけじゃ 何も変わらないままなんだろう 高鳴る鼓動に素直になれば? 君の紡ぐ世界は まだ広い空の向こうまで 果てなく続いているから 迷わず走り続けて 空仰ぐ頬につたう涙 気高く美しい誇りを 失くさないで 噎せるほど濃い霧に行先を 阻まれようとも 闇雲に彷徨ようだけじゃ 徒らに傷つくだけだろう 刹那の甘えに触まれないで 駆け巡る感情は まだ見ぬ君へのプレリュード いつだって信じているから その花開く明日を ただ祈るばっかでいたんじゃ 何も始まらないままだろう 騒つく衝動に その身任せて 吐き捨てられた嘲笑に紛れ かき消されたとしても 必ず見つけ出すから 君の声を聞かせて