もしキミが夢を愛せるなら 少しだけその夢に出たい 声だけでもなんでもいいからさ 胸を預けてほら 長い長い明けない夢を 浅い浅い眠りをずっと 淹れたのを忘れたコーヒー 冷めたから上向いて飲み干した 歩いて迷った朝の道 寝転んだ猫も「ね?」と呟いた 華やかな色は塗れないけど キミの寝顔今は触れさせてよ まだまだボクには勿体ないキミを とにかく今は愛させてよ 普段通り人だかり避けて 夕暮れ街に出よう 終わらないように 希うキミと二人で夢をみよう 軽やかなステップ離れない手 微睡んだ夜と瞬いて ほら鮮やかな街を横目に見て 二人の世界 もしキミが夢を愛せるなら 少しだけその夢に出たい 声だけでもなんでもいいからさ 胸を預けてほら 長い長い明けない夢を 浅い浅い眠りをずっと いつか描いた未来とか とっくのとうにもう過ぎ去った 儚い夢を見た気がした まぁ思い出せないけど きっと夜が明ける頃には 薄暗い部屋ではにかんで 朝か夜なのか分からないまま 髪に触れる 雲を眺め白い月を探す 嘘はつかないで心に刺さる ひとひらの花が落ちる頃には 僕ら夢から覚めて もしキミが夢を愛せるなら 少しだけその夢に出たい 声だけでもなんでもいいからさ 胸を預けてほら 長い長い明けない夢を 浅い浅い眠りをずっと もしキミが夢を愛せるなら 少しだけ夢の中で 少しだけ目を合わせていたい ほら 目を覚ましたら 少しだけ目を合わせて 少しだけ腕の中へ