横目に並ばせた その街路樹 横ばいに並べられた 先はない不毛の 繰り返し 見飽きた 同じ色たち いつかの 何周目だ 温い(ぬるい)風に ぬくもりを感じているかのような 思いこみ Know me もういい そんな気分だ わかってくれと 見下す月を突く Flowing slowly 走る光は まるで 僕を 恥かしめるように 見かけ倒し暗い その灯りは 特別に彩られた 虹色さえ今は 響かない 焦がれた 青い旅人 いつかは たどり着けると 周りの風に 流されがちに出来ているんだけど そんなものは 最後居残りするだけ 置いてきぼりになるんだと そこで思うんだ 数あるこの灯(あかり)は 減りもせず紡(つむ)いでいく 何色にも染まらず 魅せてくれ だから Know me もういい そんな気分だ わかってくれと 見下す月を突く Flowing slowly 走る光は まるで 僕を 恥かしめるように