あなたが 今 見ているのは 昔の一人の 若者だろう そんな風景は ありふれている 悲しむほどの 事じゃない 人は 自分が 変わって行くことや 互いの季節も 知らぬままに 昨日の中にいる 息をひそめながら 苦しめる出来事は 忘れてしまおう 朝もやにうずくまる 旅人のように はるかな時が行き 何かを悔やむより 消え去った夢さえも 愛して Whm…… やればいい 新しいものが 見え始めたら こだわる心に おしえてやろう あなたの記憶を あやつるのは 動かない 若者だから なだらかな 坂道を 降りて行く 二度と戻っては こないだろう すべてを求めても もう許されないのさ 移り行く時がある 静かに見つめて 夕やみにまぎれこむ 詩人のように 一人の若者が あなたの中にいる 裏切る事のない 自分を Whm…… 愛している