欲しいのは色がついて 見えるあなただけなの 恋をしているから 窓の隙間カーテンを揺らしてる風 空の青さも 日差しも 全てが完璧な今日に 足りないものがあると気づいたの 一つだけ 誰もが二人で生きていく訳ではない 人一倍そう思っていたんだけど 伸ばした手 心の目 釘付けで 追いかけて あなたです 足りなかったのは 他に何もいらないと思うくらい あなたに全て詰まっていた 世界中が虹を見上げても 欲しいのは色がついて 見えるあなただけなの 恋をしているから 灰色の虹 「もしも...。」 が全て叶えられる訳はない きっと一番そう 分かっていたんだけど 諦めるの? 目を閉じるの? 囁くの 聞こえるの 灰色の虹かかったのは あなたが色 奪ってしまうから 蝶の様で 虹の様なあなた 羽ばたいて 誰よりも輝いて 「もしも...。」 が分かりきった結末呼んだとしても 恋をしているから 叶わなくたって言葉だけ伝えたいと 思った はじめて あなたでした 足りなかったのは 欲しいのは決まって 届かないところで 輝いて 心奪われて 空の青さ ついには消えていった 「好きなんです。」 らしくもない言葉 宙に舞う 恋を伝えたなら あなたなんて言うかな 窓の隙間締め切って 見上げた空まだ灰色 でも好きなものを好きと思う心に もう濁りはない 透き通る