このままどうか二人離れても 心は繋がっていて ずっと 浮かんだ冷たい白い息はまるで 掴んだ儚い二人の時間のようだね きっと楽しめば楽しむほど 短くなるからこそ 欲しくなるんでしょ 分かってる 分かってる 分かってんのにきつく締まる 胸の糸は 絶えず永遠を求めてるよ きっとどこにもない 終わりがないものなど でもあなたの中にあってほしくて 探してる いつまでも溶けない心を もう二度と同じ今日は来ないと 白くなりゆく街に思う "いつまでも"を望んだ瞬間に 溶け始めている時間の華 時間を止めたい 錆びた地下駐車場 忙しくて汚れたままの助手席を 片して さっきまで騒がしかった世界 途端に二人の世界に 変わっていくけど もう行かなくちゃ 時間は流れてく 心だけ変わらないでいてと 華やぐ街 脇目に思う 窓の外憧れた目で見る あなたの横顔を見てた 結露した窓に描いた あなたの笑顔、泣きそうで 緩いこの口約束を 形にするまでどうか待って 心このままで もう二度と同じ今日は来ないと 白くなりゆく街に思う 人ごみに紛れていく背中 振り返るのを待っていた きっと誰もいないのを恐れて 振り返らずあなたは行く このままどうか二人離れても 心は繋がっていて ずっと