私が私で居れるのは あなたが私に似るからよ そんな風に笑っては 君は僕を救うから 自分で居れたのに 月は周り木々は巡る 君の好きが二人の好きになる 「どうか私を思って泣かないで」 そう言うと君は泣いてた 君にこれから出会う様々が 優しさでありますように 私が私で居れるのは あなたが私に似るからよ そんな風に笑っては 君は僕を守るから 自分で居れたのに ねえ君の指輪が緩むいつかの日も 隣にいたいのに まだ何も返せてないのに 「あなたがあなたで居れたのも 私に似たからならいいな」 瞬きの間に また君が浮かぶけど 忘れないでいて 零さないでいて 暮れなずむ空のオレンジが 涙を溶かしてゆくのなら 履き潰した愛も 描き尽くした恋も 薄れてくれるかな 不幸せじゃないのが 幸せと気づいたら 二人で居れたかな