駆け込む夕方 ダメージはあんまり残ってないな 今なら間に合うはず 目的地はまだ決まっていないが いつでもどこでも 掻き鳴らす 準備なら出来てるんだ それでも ふと空を見上げた隙に 全てが奪われてしまうんだ 産声あげたその日から この身が土に帰るその日までに 傷付ける人の数や 奪われる友の命が 決まり限られてたとして 願いはただ一つだけなのに ただ まだ この手で 君を守れると思っていた あの日の優しくて 脆い強い僕に戻りたくて あの頃のボクに謝りたくて とは言ったものの 手の付けようが無いくらいに 腐りきって人の皮を被った 化物みたいになってしまっていて それでも誰かに 優しくありたいと 願ってしまうのです 誰かを傷つけて 笑える人が得するような そんな世界ならば いっそこんな醜いボクのことを 笑って見ていて欲しい それで救われる誰かがいて その誰かと誰かの愛を繋ぐ証に 罪は無いからね 追いかけて 追い続けて 愛は美しいよ この世界は この命は 僕らの未来は 等しく美しく 輝いてる ただ まだ そのまま ボクを笑ってくれていいから あの日の優しくて 脆い強いボクを探さないで 等しく美しく 僕らは輝いている