生まれた時のこと 今はもう覚えていない かすかに残る感覚だけが 反芻する これからどこへ行こう 途方に暮れていた ここには一人きり道標もない 身を任せて廻るだけ 涙はもう見せれない 長い長い周期 どこかであなたが見ていて くれるそう思うから 夢から覚める時 懐かしいような匂い どこか遠い場所に答えがあるような そんな気がして これからどうしようか 随分歩いてきた 不安定な波にも慣れてきて 帳尻合わせ 振り返る 涙はもう見せれない 暗い暗い過去よ 声 匂い 姿 違くとも あなたは変わらない さなぎが蝶になる時 粒子が揺らいで 見たくないものを見せてよ 僕しか救えないから もう涙見せれない 廻る廻る僕が 生まれ変わって 羽ばたいて 因果を超えてやる