言いたいことは全て 心の奥に並べてく 言葉遊びで紛らわす 空に海月が浮かんでる 届きそうで届かなくて 都会の匂いが染みたリボン 枕すがり落ちる眠りとの狭間で 歪なハダカの心 優しく抱く 心 深く深く 潜り込む ゆらゆらり 時のうねりに揉まれて 黒く映る鏡を顔に落とす 余裕なんてないよ 私は完璧じゃないから 唇、紅に染めて 辻褄を合わせて 世界を青く染め上げて 食傷気味なその場しのぎ 誰か、話を聞いてよ 誰か、もう一度笑わせてよ 青い月が照らしたリボン 感情が論理を超えてく 空の海月が 沈み 浮かぶ もうすぐ夜が明けて朝が来る 少しだけ私の我儘 茶化さないで 心 深く深く 潜り込む はらはらり 旅の不幸に揉まれて 黒く滲む涙で服を汚す 命懸けの日々だ 私はそれでも私だ 唇、紅に染めて ゆらりゆらり 時計が浮かぶ 意識が遠くなって 夢の狭間で 目を閉じたまんまで聴こえてくる 声が 歌が 心 深く深く 潜り込む ゆらゆらり 時のうねりに揉まれて 黒く映る鏡を引き剝がして 正直と嘘を混ぜて 生きる生きる 息をする ゆらゆらり 息継ぎを繰り返して ひとつひとつ 喜怒哀楽整えて 不器用でもいいよ 私は私の味方だ 零れた涙が白い花を咲かせて