僕たちは最低最悪だった

歌詞

被害者面して手招いた教壇 今日日の授業はあの子への糾弾 石を投げつける烏合の衆 今日も他愛無いの日々です 囂々、僕らは批判の的 反復するノイズに意味を見出して 「なんて素晴らしい芸術だ」と語る 空っぽの正体は 認められないエゴの終着点 何百何十回、何回と 息を止めて潜んでいる 僕たちは最低で最悪な 今この瞬間を生きていた 手招く人生の結末が どうか不幸であるように たった数バイトの文字の羅列が 僕らの首を絞めつけるようだ なんだっていいんだ 悪魔も天使も神様も きっと此処にはいないから 戻れなくなって羅列を隠して 跳ね返る現実を逃げだしたって 変わらないなんて悲劇だろう 僕たちは最低で最悪な 化け物になってしまったみたいだ 嘯いた人格の欠落が スティグマのように剥がれない 心臓の鼓動が 僕らを駆り立てるように 救えない罰たちと 今を歩いている 僕たちは最低で最悪な 今この瞬間を生きている 手招く人生の結末が どうか不幸じゃないように たった数文字の僕の言葉も あなたのことを救えないように 嘘だっていいや 悪魔も天使もあの日から ずっと此処にはいないから 結んだ糸が解けないように 僕も固く口を噤んだ 言葉が喉を掻っ切らないように あなたの首元に手を掛けていた