くだらない日々は 水面に浮かべておこう 光の歪んだ空が青くて 胸が苦しくなる 沈んだ真夜中 あなたに出逢えたから 息を止めて遊びに行くよ 道案内してよ あなたは古い歌を口遊む 歌声が綺麗で 底抜けのメロウ 迷い込んだ迷路 とけないフリして このまま このまま ふたり夢を見て 呼吸も忘れて あなたと踊れたら 水色の宇宙で 空を飛ぶ魚に サヨナラして 「このまま このまま 深い海の底で あなたといつまでも 一緒にいられたらな」 吐いた言葉は 伝う前に泡になってく あとどのくらい ここにいられるかな お別れのときは 上手く笑えるかな このまま このまま ふたり夢を見て 呼吸もしないで あなたと踊れたら 藍色の宇宙で 明日の世界に サヨナラして このまま このまま 暗い海の底で漂う 「わたしを独りに しないでよ」 泡になった 本当の気持ちも 気付いていたよ このまま このまま 沈んでいけたらと ふたりの世界が 同じだったらと 上手くはいかないねって 最期は笑って サヨナラしよう 「いつかはあなたを 忘れてしまうこと ほんとはずっとね わかっていたからさ」 いつもここで唄うよ 古い歌を こんな真夜中に あなたに届くくらい 夜空を照らすくらい