噛み砕かれあじがなくなる 飲み込まれて形なくなる 吐き出されるよりはマシだと君は どこか無理のある声で小さく笑う しらけた街浮かない顔してるbaby 何もかも置いてゆこう今夜だけは 真夜中のボートに乗り込み 星映す海へ繰り出そう ありふれたものは似合わない 特別な物語 時が経っても慣れやしない騒音 耳が聞いても心が聴かない 大切なものから 順に失っていくeveryday 取り戻しにゆこう簡単なはずさ 人ごみにのまれて 黒ずんだガムのような心は 孤独なんかじゃない 引き合わせのマグネット 真夜中のボートに乗り込み 星映す海へ繰り出そう ありふれたものは似合わない 特別な物語 人生の冒頭に戻り 舵をもう一度握りなおそう 右も左も任せるよ 正しいと思う方へ 君が笑う日まで