Track byomoimegurasu
悠々と漂う塵に混じって 何かが視界の端刺さった 掴もうとしても 届かない距離で 離れずそこにいる それは あの日漂う事にすら 必然性を求めていた僕を 何か言いたそうなのに 黙って 見据える君の目だ きっと 言葉という手段は 初めから無いものとしている そうとしか思えない 凶器な視線を僕に向けた 台詞を忘れて 目を逸らす事も罪に思えた 無言が居場所もなく 二人の間を彷徨っていた この先 ずっと関係の無いはずだった 僕らが逢い 「想い」 だけが交錯した それ以上でも以下でもない ただ それだけ