燃えるような瞳に隠した 涙の跡は見せないまま 誰よりも高く飛べるって 信じた強がりの影 壊れそうな夜の隙間 孤独が手招くたびに 「負けたくない」 そう叫んで 爪を立てた 赤く燃えるこの心 誰にも支配はさせない だけどほんとは 触れてほしい 壊れるほどの痛みさえ 愛に変えてゆけるなら 私をこのまま抱きしめて 鏡に映る顔を見て 「こんなの私じゃない」と 歯を食いしばって笑うけど 心は嘘つけなくて 届かない想いばかり 傷つけるしかできなくて 「わかってよ」 そんな言葉 言えなくなる 赤く燃えるこの心 誰にも支配はさせない だけどほんとは 触れてほしい 孤独を裂いた痛みさえ 強さに変えてゆくから そばにいて 何も言わずに 戦うことでしか 愛を証せないのなら この手で壊して ゼロから始めるのもいい 赤く燃えるこの心 すべてを受け止めるから 涙も傷も 愛の証 砕け散った昨日さえ 誇れる未来に変えて 私は私を愛せるよ