静寂(しじま)の湖 星を映して 揺れる銀の花 夜を彩る 空から降りた私は誰? あなたに触れて初めて知る温もり 愛という名の風に揺られ この地上(ほし)で夢を見た だけど空が囁く声に 羽衣が誘う 遥かな彼方へ 優しい日々の 眩しさの中 小さな手が 未来を紡ぐ けれど心に染みつく光 それは私を帰す翼の記憶 愛という名の涙を抱いて 地上(ここ)に縛られた運命 (さだめ) 翼は空を忘れられない 羽衣が語る 天の願いを 別れの瞬間(とき)に立ち止まる あなたの瞳 空より深く 「またいつか巡り会おう」と 永遠(とわ)の祈りを胸に昇る 愛という名の光を残し この地上(ほし)を去り行くけれど 空と地上をつなぐこの歌が 羽衣の願い 永遠に響け 静寂の湖 風が運ぶ 天上の祈り あなたに届く