此処じゃない 此処じゃない ぼくが居る場所は 結局は地の果てまで 向かっても無いのかもね 誰のため 何のため ぼくは在るのだろう 目に見えない糸がこの手足を操る 観測者の嘲笑いが聴こえる あぁ もう終わりは近いみたいだ つま先がはみ出たこの淵から 今 一歩を踏み出してみせよう 堕天 空がこんな綺麗なんて 忘れてた あぁ皮肉だね いつからだろう 俯いてばかりで 灰色のアスファルトの記憶だらけさ これで全てから解放さ 心残りが何もないとは言えないけど もう疲れたんだ ちょっとだけね 旅に出てくるね 観測者に導かれるままに 腕を羽根に見立て宙を舞ってる 片手で数え切れる幸せが どうして今 蘇るの? さよならは言わないでおくから 逃げ出したとでも思って どうか君が ぼくなんかの為に 涙を流すことのないように 堕天 空がこんなに鮮やかで綺麗だった 安心したよ どうか君の未来もこんな風に 広がっていますようにと願う 堕天 こんな世界にさよならさ 処理の人ごめんね