僕らはいつのまにか 体を抜けていたのさ ここはどこだか分からぬ 誰か僕に教えて 僕らはしゃべることも さわることもできずに あてもなく町を歩いた 誰か僕に気づいて 屋根を抜けて山を越えて 夢の中へとんでいくさ どこまで行けるの どこで終わるの 僕らはいつのまにか 夜空に浮いてたのさ 見渡すばかりの星は あのこの顔に見えた 時計も針を失くして 風も吹くのを止めた 何処でも好きな所で 遊んで暮らすだけさ 壁を抜けて川を越えて 夢の中へとんでいくさ いつまでいれるの どこで終わるの 僕らはいつのまにか 体を抜けていたのさ 誰にも見えなくなったんだ 気づいてくれ坊や