世界は私が 思うより狭いね 綴りきったノート、ブルーライト、 育つばかりの不安とか 砂を噛んでいる 生活の一部じゃ 毒にはなれないね、情けないな 存在証明もいらなくなる いつものあなたは 夜更けに抜け出し 宛てなく彷徨い 虚空を射た 視えない振りを続けている 骨の髄まで 何も知らなくて 毒にはなれないね このままじゃ また駄目だったんだ 嫌がりたい、痛がりたい 虚になってしまわぬように 叶えたい あの子の想いは 「きっと消えたいんだもんね?」 セカイは私が 思うより広いね 間違った濃度 思考回路 嘔吐くばかりの腐乱とか 水槽の底 寝付けない1時じゃ 毒にも慣れないか まあ いっか なんの意味もなかったね 嫌がりたい、痛がりたい 虚になってしまわぬように 探したい 『本当の想い』は 「やっぱ視えないんだもんね」 夢が視たい、視たい、視たい 痣になってしまわぬように 奏でたい あの子に灯りを 「きっと生きたいんだもんね?」