すべてを知ろうとし始めてから なんかどっか変に なって来てるのかな ふりかざすための能書きさえも もうどこにも見当たらない 特殊ガラスの向こう側には あきらめきれない人で溢れてる 与えられない悲しみなんて 過去形の世の中らしい 今日も明日も未来も 還りゆく命も産声も 時がこの手に委ね始めてる 愛という名のもとに そしてわたしもいつの日にか あなたを失う時が来たら しなやかなその髪を集めて 白いドアを叩くでしょう 白いドアを叩くでしょう <♪> どこかへ行こうとしはじめてから もうどれくらい歩いてきたんだろう 小さな箱と写真の笑顔を もうどれくらい見送ったんだろう 是も非も何も明かされないまま 奇妙な羊のニュースは流れ 愛しいものの記憶は今や 閉ざされたカタログの中 今日も明日も未来も 還りゆく命も産声も 時がこの手に委ねはじめてる 愛という名のもとに そしてわたしもいつの日にか あなたを失う時が来たら 冷たくなった肌を切り取って 白いドアを叩くでしょう 愛という名のもとに