さよならよりもしめつけるものは いつかは忘れてしまう と知ってること 両手を息であたためるような ふりして 泣かないように見上げた空が オレンジに染まってく 風はまだ冷たくて どんなに遠く離れても どんなに時が足りなくても 寂しさって半分に できるものとずっと信じてた ぬくもりよりも強い憧れに ふり向いた冬の朝 新しい別のドアを開けてたこと なにも気付かずに <♪> 見慣れたつもりの町並みも 空き地の数だけ変わったように ただいまと言える場所がだんだん 違って来てたこと 言わないけどあなたもどこかで 知っていたんだね 知っていたんだね どんなに遠く離れても どんなに時が足りなくても 寂しさって半分に できるものとずっと信じてた ぬくもりよりも強い憧れに ふり向いた冬の朝 新しい別のドアを開けてたこと なにも気付かずに どんなに季節がめぐっても さよならを繰り返しても わたしは次のドアを 見つけながら歩いて行くのでしょう 変わらないこの町の夕焼けが いつの日か思い出になって 変わってくわたしたちの 胸にずっと輝きますように