真面目に生きる人がばかをみる世界 それを分かっていながら 指をくわえて生きる僕を 誰も咎めない 誰も責めない 手を挙げることにすら 怖気付いてしまう それなのに転がった 空き缶を蹴り歩く僕を 誰も咎めない 誰も責めない 誰のものでもないなら この世界を僕のものだと 思って良いかい でもきっとそれは違うよね 解るよ 解るよ 僕も同じこと考えてた ああ 生ぬるいよ 全部 全部 全部 ああ 変わらないよ 全部 全部 全部 適当に切り取ったものを貼り付ける それ故にどうやっても 景色は光りはしないから 誰も気にしない 誰も見てない だからもう 誰のものでもないなら この世界を僕のものだと 思っていいかい でもきっとそれは違うよね 解るよ 解るよ けれど誰ひとり見てないじゃないか ああ 生ぬるいよ 全部 全部 全部 ああ 変わらないよ 全部 全部 全部 誰のものでもないんだよ この世界は 誰も縛りつけちゃいないから でもきっとそれは幻想だよ 見えるよ 見えるよ 僕も簡単に死にたいなんて言う だけどもそれを行動には移せない 居なくても大丈夫と 思われることが怖い 僕も僕以外のその他も皆同じだと そんなふうに都合良く考えられたら なんてね ああ 生ぬるいよ 全部 全部 全部 ああ 変わりたいよ 僕の全部 全部 有言無実行 知ったかぶりの臆病者 変わりたいよ