星を見に行こう 明日が来てしまう前に 飛び乗った宇宙列車 迂回した先のターミナル 真っ平らな地面で躓いてばかり みっともないよな もう笑えてきちゃうよな 考えても無駄だ 何も始まらない 鏡に映った姿は くすんでいた 頭と心の非常ボタン 止まらない涙は 拭う暇もなく落ちていったんだ 霞んだ夜空に散らばったそれらは 言葉に出来ないくらい綺麗すぎて 星を見に行こう 明日が来てしまう前に 飛び乗った宇宙列車 迂回した先のターミナル いつになれば辿り着ける? 匿名者は自由に言いたい放題 気にせず耳を傾けず 生きられたなら良いのに 考えても無駄だって 言われなくても知ってる 解ってるんだ 解ってるのに 頭と心の非常ボタン 掌にあるのに 押せないままで泣いてばかり もう何年経ったろう? 霞んだ夜空は無力だ 声を上げても手を伸ばしても 届かない だから もう 星を見に行こう 明日が来てしまう前に 息を切らして走って 飛び乗った宇宙列車の窓から 星が見えるよ いくつもの線を作りながら 鮮明に光ってる 一瞬たりとも目を離せない いつになれば 何をすれば 窓の外の世界に 辿り着ける?