鏡花水月

歌詞

ただ花びらは風に揺られている 移ろいゆく今日に 面影を見る まだ色褪せぬ夢と 繋いだ手の 温もりは嘘と 月が見つめる 待って寂しい花いちもんめ 2人で見た一等星 線香花火落ちて笑った このまま… 宵の月から見下ろした 君を見つけようとしたんだ 花が全てを隠して それをどかしたって どこにもいない 痛い 期待なんて しない 見たい未来まで ああ まだ、恋い慕う 相対君から見えない言えない ここから降下して 溶かして後悔した月に照らされて 泣いた｢会いたい｣とか 小さな部屋の隅ひらりと花が積もる ああ まだ、恋い慕う ああ… ただ ありふれた日々に思い馳せる 君の袖掴む 面映ゆい恋 まだ染まる残り火が 夜に混ざる ため息 待ちぼうけ 手遊び(てすさび)の糸 パって消えちゃう花いちもんめ 1人で見る一等星 呟いた声淡く残った 「好きだよ」 触れた君のその指先も 滴り落ちる涙すらも 揺蕩う(たゆたう)間に 叶わぬ逢瀬(おうせ) 隣りにいたいのにな いつまでも寂寞(せきばく)の夢の中 あの高架橋と夕暮れの空の下 解く小指の その刹那に君はまだ まだ 笑うのにな 宵の月から見下ろした 君を見つけようとしたんだ 花が全てを隠して それをどかしたって どこにもいない 痛い 期待なんて しない 見たい未来まで ああ まだ、恋い慕う 相対君から見えない言えない ここから降下して 溶かして後悔した月に照らされて 泣いた｢会いたい｣とか 小さな部屋の隅ひらりと花が積もる ああ まだ、恋い慕う ああ…