朝日が身体を溶かしたら 川沿いを下って 赤色の屋根をなぞりながら 鼻歌を歌って カレル橋の上で絵を買って ボヘミアを目指せ 歴史と色が折り重なり 絵本のようだね 風はそよげば風となり 星は真昼でも空に浮かぶ 僕はどこからが僕だろうか 今はただ 揺れている日々 知らない誰かを重ねたり 生き方を拾って 似合いもしない役割ばかり 演じてみたりして トラムに乗ったら行けるだけ 鈍行で飛ばせ 時代は確かに変わったけど まだまだ足りないね 夢はどこまでも夢であり 掴んでも更に遠く光る ずっと輝いてくれるのかな 今はまだ 揺れている日々 潰れないように 納得を探したけど 勘違いをしたままで 死んでしまえれば良いのに 焼け落ちた色を集めながら 足跡を辿って 鼓動が選んだ道を描く それだけで 素晴らしい日々